日本テレビ系列で毎週日曜日に放送されている『行列のできる相談所』。7月23日放送分のゲストに俳優の斉藤由貴が出演。「私にとっての神様に会いたい」という企画で、彼女にとっての“神様”としてミニマリストの佐々木典士を紹介した。

ミニマリストになるための3つのポイントとは?

「私にとっての神様に会いたい」。2回目となる今回は、この日のゲストとして出演した長嶋一茂が、TRYラーメン大賞4連覇の「飯田商店」の飯田将太などを紹介するなかで、斉藤由貴は「本を何度も何度も読み返して、バイブルのようにしている」と佐々木典士を紹介。

ミニマリストとは、身の回りのモノをできるだけ減らし、必要最小限のモノだけで暮らす人のこと。斉藤がバイブルとして紹介した『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は、世界26か国で翻訳され、78万部(電子書籍含む)のベストセラーになった作品だ。

斉藤は「モノを捨てるというのは日々やっています、でも買うのも好きなんです(笑)」と照れくさそうに話す。そこで番組では、斉藤の憧れである香川県高松市にある佐々木の自宅へ。ミニマリストとして知られる佐々木は、どんな生活をしているのか。

案内されたのは、机やタンスなど必要最低限のモノしかない仕事部屋。スタジオのVTRで、その部屋を見た斉藤は感嘆した様子。佐々木は「片付ける手間もないし、掃除もすぐ終わる、それが自分にとっては心地いい」と説明。

番組では、すぐにモノが増えてしまうという斉藤のために、ミニマリストの佐々木が3つのポイントを伝授。

1つめは「手放すことは失うことではなく、得ること」。空いたスペースが心地よい、掃除がしやすい、新しいものを得ると思って手放す、ということが大事だと語る。

2つめは「もう一度買いたいと思えるモノだけを残す」。これは、もともと収集癖があった佐々木の実体験から。何十台もあったカメラは、お気に入りの1台のみにしたという。

3つめは「手放そうか悩んだ時点で手放せる」。そう思っているという佐々木は、本当に大事なものは手放そうなんて考えもしないはず、と説明する。

スタジオで興味深く見ていたMCのフットボールアワー後藤輝基は、感心しながらも「それが難しいねんなあ~」と困った様子。

スタッフが取材のお礼としてフット後藤のステッカーを渡すと、困った様子を見せる佐々木。悩んだ時点で手放せる……後藤も「これは捨てるやろ!」とツッコミを入れていた。

佐々木は「今日は香川にいるので行けませんが、モノを手放すお手伝いは呼んでくだされば行きます」と伝えると、斉藤は「いらないモノを捨てるという発想をする人は多いけど、佐々木さんは本当に必要なものだけを取る、という発想をしている。それは潔い行為で、本当に自分に自信がないとできない」と説明。

後藤から「おうちは片付きましたか?」と問われた斉藤は無言になってしまい、後藤に「そうでもなさそうですね……」とツッコまれていた。

VTRを見ていたスタジオの坂口健太郎は「ここまで洗練されているのが羨ましい」と語り、永野芽郁は「ミニマリストに憧れてやってみるんですが、元の自分に戻っていきます」と照れながら話し、最初は何を捨てたの? と問われると「思い切って、パジャマを捨てました」と答え、可愛らしい! と言われていた。

最後に後藤が「フワちゃんは、意外とミニマリストやんな?」と聞くと「私、意外とミニマル寄り」と明かし、スタジオからは「意外…!」という反応が。「この感じでミニマリストなの怖いっしょ?」と話し、スタジオは笑いに包まれた。