休み返上でかけつけたぺこぱに感謝

ピン芸人TAIGA(47)の自伝エッセー『お前、誰だよ! -TAIGA晩成 史上初!売れてない芸人自伝-』の発売記念イベントが7月30日、東京都高田馬場にある芳林堂書店で開催された。

▲初の単独会見に緊張気味

人生初の囲み取材ということで、どうしたらいいかわからないTAIGA。ステージ上で戸惑っていると、すかさず記者席から鋭い質問が飛ぶ。質問の主を見たTAIGAは驚きを隠せない。サプライズで登場したのは自他ともに師弟関係と認める「ぺこぱ」の二人、松陰寺太勇とシュウペイだった。

▲報道陣としてサプライズ質問連発

その後、ぺこぱも登壇しステージに上がるや「貴重な休みだったのに、この仕事が入って休めなくなった」とシュウペイがジャブをかますと、すかさず「これも仕事だろ!」と突っ込むTAIGA。

本を出すと知ったときはどう思ったか、という記者からの質問に「生意気だなと思った」と答えるシュウペイにTAIGAも苦笑。

「これで思い出を作ったから、やめるんだろうな」としみじみする松陰寺に対しては、TAIGAが「遺書じゃないよ!」と大きな声で突っ込むと会場は爆笑の渦に。「どこが面白いんですか? まだ読んでないんですけど」とかわいい弟子たちは緊張する大先輩をいじり続けて上手に笑い変える。さすがは売れっ子芸人だ。

▲息の合った掛け合いで報道陣を笑わせる

最近は、ぺこぱやオードリー、カズレーザーのおかげで仕事も増え出したと感慨深げなTAIGA。つい先日はテレビの取材でアメリカロケにいくチャンスを得たという。現地のライブハウスでネタを披露し拍手喝采を浴びるシーンも放送されたことについて。

TAIGA 「大爆笑だったよ。アメリカは俺に気づきだしたね」
シュウペイ 「じゃあ帰ってこなくていいじゃないですか!」
TAIGA 「いやだって子どもの保育園があるから」

と、ほのぼのするやりとりも。

ドラマ化するなら誰を主役にと記者から聞かれ、「松潤さんか、キムタクさん」と答え、「大きく出たな」とぺこぱの二人も感心。記者会見の最後には「目標は10万部」と大きな目標をぶちあげると、記者席からは歓声が。

最後にオリジナルポーズを求められ、「この本をきっかけに『売れタイガー!!』」と新ギャグを投入するが、「絶対に流行らないですね」と弟子たちに一刀両断され会見は終了。楽屋では「ぺこぱチャンネル」の動画撮影を行っている様子が微笑ましかった。