仕事が遅い人が抱える3つの悩み

では、仕事のスピードアップのためには、どうすればいいのでしょうか。

これは、逆説的ですが、次の3つのことを克服すればいいのです。

  • 能力不足
  • 段取り下手
  • 他者をうまく使えない、動かせない

仕事が遅い人は、このような悩みを抱えています。自分がどの悩みに該当するかを考えてみて、課題を設定し、改善することをオススメします。

能力不足では、当然、仕事のスピードは上がりません。処理スピードがそもそも遅ければ、時短で仕事をすることは不可能です。

段取りが下手では、行き当たりばったりで仕事をすることになり、効率的にやるべきことを進めることができません。できる人ほど、仕事の流れを考えていますし、アクシデントに備えています。

人を使ったり、動かすことができない人は、コミュニケーションがうまくいっていないと言えます。自分が作業を終えたとしても、関係者が動いてくれなければ仕事は滞ります。また、ひとりで仕事を抱え込んでしまえば、時間がかかるのは当然です。

仕事のスピードを妨げる、この3つの理由を克服すれば生産性は高まります。

自分がどれに当てはまるかを考えてみてください。もし当てはまらないとしても、より強化したい部分があれば、そこを課題解決の技法で伸ばしてみましょう。

以下に、営業職の中堅社員が紙1枚にまとめた、仕事スピードに関する「課題解決法」の事例を掲載しておきます。

ぜひ参考にしてみてください。

▲営業職中堅社員の事例 『紙1枚で仕事の課題はすべて解決する』より