2023年10月5日から放送開始のサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の第3シーズンである『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』についての概要が、26日に都内で行われた記者会見で発表された。

会場には、体調不良で参加できなかった黒川穂香を除く95人の練習生が集結。国民プロデューサー代表の木村カエラ、トレーナーの仲宗根梨乃、イ・ホンギ(FTISLAND)、青山テルマ、KEN THE 390、YUMEKI、アンバサダーの矢吹奈子が登壇した。

▲『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』記者会見

自分が夢を追いかけていたときのことを思い出す

過去の「グローバルボーイズオーディション」SEASON1ではJO1、SEASON2ではINIが誕生したが、今回は初のガールズグループオーディションとして注目を浴びている。最終的にメジャーデビューのチャンスを掴めるメンバーは11人。視聴者である“国民プロデューサー”は、投票を通じて選考プロセスに参加できる仕組みだ。

まずは国民プロデューサー代表の木村カエラが登場。木村は「夢に向かって進んでいる彼女たちを間近で見ていると、自分が夢を追いかけていたときのことを思い出します。良い意味で原点に帰れているというか……。パフォーマンスにおいて大切なことを自分自身も勉強できる場でもあり、応援の気持ちだけでなく、良い刺激をもらっています」と語り、今回のオーディションでは自身の楽曲も使用されていることを明かした。

▲木村カエラは国民プロデューサー代表を務める

続いて、練習生たちを世界へと羽ばたくアーティストに育て上げるトレーナー陣が番組の見どころをアピール。青山テルマは「今シーズンは平均年齢が低いので、親心に近い感情を持つ瞬間もありますし、序盤から涙の場面が多いシーズンになっていると思います。若いので吸収も早く、スピード感のある成長が見られる面白さもあるはずです。本当にみんな頑張ってくれています」と練習生たちに温かい言葉を残した。

また「今回は日本だけでなく韓国に行って合宿をしているので、ホームシックになってる子も多かったイメージ。いろんな涙が見られると思います」と練習生たちの“涙”が印象に残っているようだ。

▲トレーナーの青山テルマ、イ・ホンギ(FTISLAND)、仲宗根梨乃、YUMEKI、KEN THE 390

本番組のテーマ曲『LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜』の振り付けを担当しているYUMEKIは、「僕が振り付けで大切にしてるのは直感というか、曲を聞いたときの初めての感覚なんです。それを生かしつつ、練習生101名が、“どうやったら個性を出せるかな”っていうのを考えました。101名の練習生が今から飛び出すというメッセージを込めたのも、“練習生たちの背中を押してあげたい”という思いがあったからです」とコメント。

さらには『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』に続きダンストレーナーを担当する仲宗根梨乃とYUMEKIが、TikTokチャレンジと題してダンスを披露する一幕も。

▲勢ぞろいした練習生たち

そしていよいよ、101人の練習生と矢吹奈子が登場。練習生に向けた質疑応答のコーナーが始まり、会場は和気あいあいとした雰囲気に包まれた。矢吹は「最初は、“プデュ”のアンバサダーってなんだろう? という気持ちもあったんですけど、やっぱりうれしかったし楽しみです。プロデュースシリーズの先輩として皆さんに寄り添いながら応援したいですね。より多くの国民プロデューサーの方に見ていただけるよう、アンバサダーとしての役目を果たせたらと思います」と意気込みを語った。

彼女自身がFクラスからのスタートだった経験をもとに、練習生に対して最後まで諦めずに頑張ることをメッセージとして伝えたかったようだ。

▲練習生と矢吹奈子

​​『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』は10月5日(木)の21:00から「Lemino」で独占無料配信。“日プ”初のガールズグループ誕生までの軌跡を、名だたるトレーナー陣と一緒に見届けたい。

(取材:すなくじら)