弾力もちもち! 生地成形

▲包みやすくカスタードは固めに。

一次発酵が終ったら生地を分け、休ませベンチタイムです。前回失敗して固くなってしまったのはベンチタイムが10分と少し短かったからか? と思い20分にしました。その後、伸ばした生地にクリームを乗せ包みます。

▲成形は折りたたんでも、丸めてもOK

前回のようにクリームがベロベロ出ないようにしっかりふちを付けます。ふ~む、ここまではギリギリ形を成してるな……この後二次発酵をします。

▲弾力があるので強めに付ける

二次発酵が終わったら溶いた卵をそっとまんべんなく塗ります。はちゃめちゃに生地がぷっくぷく!!! 赤いドレインチェリー(さくらんぼの砂糖煮)や緑のアンゼリカ(フキの砂糖煮)など、飾りをつけます。

実は前回溶けてしまった目は最近良く売っている固いくだものゼリー。人と以前話をした際、「昔のどうぶつパンの赤い部分がゼリーなものもあった」という話から試行錯誤して固いゼリーを選びましたが、あんなことに……どうやら業界向け用に「耐熱用ゼリー」があるようです。

▲デコレーションの置き方によって表情が様々

二次発酵で膨らんで顔が異様に面長やデコっぱちに……。これをオーブンで焼きます。

▲ほどよく焼けました

ん~! 成功~!!! 良い色に焼けた~!!! 焼きたてのパンの香りは本当にお腹が空きます。

▲左上が膨らみすぎて何にも例えられない造形に

左上からうさぎ(の予定だったもの)、犬、こけし、ちょうちょ、うさぎ(リボン付オリジナル) かめ、タコ(小)ネコ、うさぎ、タコ(大)うさぎ、くま。本文の見本通りに作ってみました。

うさぎの耳は長くしてましたが、出来上がると弾力と膨張でほぼ丸くなっちゃうけど、それがまたファンシーさが増してカワイイ!!

▲ちびっ子のパンの飲み物は夏は牛乳かジュース、冬はコーンスープかココア

 完成したところでさてさてうさぎパン実食!

▲「きゃああ~!」とうさぎの悲鳴が聞こえるとか聞こえないとか

おお、中もちゃんと火が通っていて出来立てはふっかふか!! 美味しい~!

うさぎパン、妹はしばらく連続してうさぎパンを食べていましたが、そのうちにいつの間にかうさぎでなく、「顔をすげかえるタイプのヒーローパン」に鞍替え。まさかうさぎの呪いが解けて今度はそれの呪いが……確かに毎週番組観てたような気がするぞ……。