アニメ好きなど自分らしさを出していきたい!
――アイドル活動に専念できる環境が瀬田さんを変えてくれるのかもしれませんね。実際、ここ何カ月か、すごいアグレッシブだな、と感じます。開設したばかりのインスタグラム(@seta_sakura_official)もライブでチーズケーキを焼いたりとを話題になっていますし、先ほども話に出た『ばっしょーのいばっしょー』でも、ひとりで「道の駅むなかた」に出向いて、売り場のお手伝いからお客さんとのふれあいまで、とにかく積極的に動き回っていましたよね。
瀬田 前から「バイトをやってみたい」と思っていたので、すごく楽しかったです! 私たちは宗像(むなかた)市の観光大使をやらせていただいているんですけど、もっと宗像市のことを知りたいし、「宗像市のみなさんと触れ合いたい!」と考えていて、それがあの企画のきっかけになりました。もちろん、私たちのことも知ってもらいたいって気持ちもありましたよ。
――自分から積極的に動くから、ロケにも広がりが生まれるんですよね。
瀬田 やっぱり「全部用意してもらって、アイドルとしてやらせてもらう」みたいにはなりたくないと意識はしましたけど、もともと特別扱いされるのが好きではないですし、あれが私の本来の自然な姿なんですよ(笑)。
――ものすごく偏見のある言い方で申し訳ないんですけど、瀬田さんみたいな『綺麗系』のアイドルは、ファンにとって、どこかとっつきにくいところがあったりするんですよね。
瀬田 あぁ、よく言われます~(苦笑)。
――年齢が若いほど、そういう傾向になりがちなんですが、この1年の瀬田さんを見ていると、いい感じで「18歳」という年齢と、瀬田さんが持っている雰囲気がぴったりとフィットしてきたんじゃないかな、と。
瀬田 私、しゃべるのも苦手だったし、笑うのも得意じゃなかったので、ファンの方からも、あんまり楽しんでいないように見えたみたいなんですね。でも、最近になって、いろいろといい意味で方の力を抜いて考えられるようになったというか、『ありのままの自分』を出せるようになったので、きっと、いままでとは見え方が違ってきているんだと思います。
――たとえば、どんなことでしょう?
瀬田 私、アニメが大好きなんですね。もともとオタクっぽい性格なので(笑)。ただ、いままではアニメ好きをあんまり表に出してこなかったんですよ。世間のイメージ的にどうなのかなとか考えすぎたりして。でも、実際にそういう話をしたらファンの方も普通に受けいれてくれて「あっ、こういう一面も出していいんだ!」って。それでどんどん『ありのままの自分』を出せるようになって、活動がより楽しくなりました!