勉強会をコミュニケーションの場にしよう

ITの知識だけではなく、業務知識なども定期的な勉強会にするといいでしょう。それが文化になると、教えることと教わることが当たり前になります。上司も部下もなく、ベテランも若手も「ちょっと教えて」ができるようになります。

もちろん、自分で調べることも大切ですが、調べてもわからないことをそのままにしておき、わからないことが雪だるま式になってしまうことで、仕事のストレスが増えることもあります。

聞きたいときに聞けないことは若手が辞めてしまう原因にもなりますし、ベテランがITの知識を習得できずイライラしたり、プライドが邪魔したりして聞けないということもなくなります。

勉強会をコミュニケーションの場にしよう イメージ:PIXTA

情報共有をし合うこと、そして聞きにくいことを聞ける環境をつくることで相手に対しての配慮ができれば、テレワーカーとノンテレワーカーの不満もなくなります。

また、役割に関係なく自分の強みを職場全体に提供できて、お互いに自分の出番があるという状態をつくることを目指しましょう。そしてそれを、オンライン会議システムを使ってできるのであれば、素晴らしいことです。

たとえば、若手がITの知識を教える先生になり、ベテランが仕事のノウハウを教える先生になる。メダカの学校の歌のように「誰が生徒か、先生か?」という職場の環境をつくることを目指しましょう。

テレワークで減ってしまったコミュニケーションを増やすためにも、勉強会を実施することで、テレワーク自体もきっとうまくいきます! テレワーカーとノンテレワーカーにはITリテラシーの格差が影響している場合もあります。

知らないことを今さら知らないと言いにくい場合もあることでしょう。

社内で様々な勉強会を企画することで、ITリテラシーの格差をなくしていきましょう。そして他のテーマでも勉強会を実施することで、コミュニケーションの量も増やしていくことをオススメします。