繊細な「ヒマラヤヒラタケ」も車旅なら安心
そして、道の駅旅の楽しみで欠かせないのが、産直野菜や特産品、そして食事。ここ道の駅こすげは、そんな“食”の面が充実しているのも良い点なんです。
定休日だったフォレストアドベンチャーを後にして、次に向かったのが物産館。新型コロナ対策として、建物の出入り口が分けられていました。入るときにはマスクと手の消毒も忘れずに。
物産館に入ると、まず目に入るのが産直野菜のコーナー。小菅村で育てられた新鮮な野菜が並んでいます。今の時期はトマトやキュウリ、ミョウガに唐辛子などの夏野菜が充実。どれもおいしそう。
その中でも買って帰ることが多いのが、通年で取り扱いのある「ヒマラヤヒラタケ」。初めて見たときは、このキノコは何だろう? と思ったのですが、食べてみるとこれがおいしくて。
お鍋に入れてもいいし、バターソテーにしてもいい。レシピも置いてあるので、初めての人も料理しやすいと思います。ただ繊細なキノコなので、バイクの時はバックに入れて帰ると“かさ”の部分が割れちゃうのが難点。この日は車ということで、持ち運びを気にせずに買うことができました。
ここの特産品は、刺身こんにゃくや、ヤマメのアンチョビ、そしてわさびが名物。そんな数ある特産品の中でも、私が必ず毎回買って帰るものが、手づくり唐辛子みそ。小菅村のこんにゃく屋さんが作っているそうです。
このお味噌がピリ辛で、ホカホカご飯に乗せて食べると、ご飯がどんどん進んじゃう。きゅうりにつけて食べても美味しいし。私の中ではNO.1のお土産品です。
直売所でも、唐辛子がたくさん売っていて、小菅村は唐辛子も名物なのかな? と思ったら、畑の脇に唐辛子の苗を植えると、野菜の虫よけの効果と鹿除けにもなるみたい。そして、できた唐辛子は直売所で販売したり、味噌に加工したりと、一石三鳥の役目になっていると聞いてびっくり。唐辛子にそんな役目があったとは。