MARICO先生のボイトレでメンバー全員が筋肉痛に!

――体力の話が出ましたけど、この連載の担当編集もリハーサルから取材させてもらっていて絶句していたんですよ。「彼女たちは、いつもこんなに全力でリハーサルをやるんですか? まるで本番を2回やっているようなもんじゃないですか!」と。このあたりは、ももクロから連綿と続くスタダスタイルなんですけど、本当にがっつりリハをやりますよね。

優月 「あくまでも本番前の確認だから、100%の力でやる必要はない」とスタッフさんはアドバイスをくださるんですけど……じゃあ、どれぐらいの力でやればいいのか、分からないんですよ(苦笑)。

萌花 力を抜いてリハーサルをやったら、本番が不安になっちゃうよね?

優月 そう、本番が不安になりすぎる!

愛来 でもさ、いつもはメイクをしてからリハーサルをやってたでしょ? 7月もそうだったんだけど、結局、リハーサルで汗だくになって直さなくちゃいけないから、8月のライブから先にリハをして、それからメイクするようになった。

優月 あっ、あれってそういうことか! そういえばさ、昔もあったよね? ライブの前日に筋トレをバキバキにやって、ライブ当日、みんな筋肉痛で動けなくなったこと

はな あった! それも(振り付けの)Anna先生のレッスンじゃなくて、ボイトレのMARICO先生のレッスンで(笑)

萌花 みんな歩けない、踊れない状態になって(笑)。

優月 それなのにMARICO先生は「どう? 足が細くなったでしょ、アハハハ!」って。「いや、そういう問題じゃないです!」って思ったけど、いざライブが始まったら、アドレナリンが出まくって、筋肉痛を忘れていた。

――超ストロングスタイルですよ! そういうことを繰り返しているから、みんな、ライブに強くなるんですよね。ただ、無観客の配信ライブというのは、そういうこととはまた次元が違うじゃないですか? 特に今回は、ステージの前に移動カメラ用のレールを敷いたので、スタッフも前のほうに行けなくて、カメラマン以外は完全に「無人」でした。

優月 そうなんですけど、なんていうのかな、あんまり違和感はなかったんですよ。上手く言葉にできないけれど、不思議な感覚。うーん、これはね、やってみれば分かると思う。

はな ファンのみなさんにも、やってもらう?

優月 そうだね。どういう感じなのかは、みなさん、ぜひやってみてください(笑)。

萌花 えっ、どこで? どうやって(笑)?