久光スプリングス所属で、リオと東京の2大会連続で五輪出場を果たした女子バレーボール選手・石井優希。
2022年3月30日に刊行された自身初のフォトブック『泣き虫の笑顔』の刊行を記念して、6月25日に東京・書泉グランデでサイン会が行われた。直前に行われたマスコミ取材では、フォトブック内のお気に入りショットや優勝を果たした2021-22シーズンを振り返っての感想を語ってくれた。
赤面しながらの撮影でした
フォトブックのオファーがきたときの率直な感想を聞かれ、「恥ずかしいという気持ちや、自分のフォトブックが売れるのかな?」と、最初はややネガティブな気持ちだったと正直に語りながら、最終的には「せっかくの機会だし、喜んでくれる人がいるかもしれない。自分にとっても記念になる」という思いに至り、撮影や取材に臨んだという。
撮影当日は、慣れない撮影に「赤面しっぱなし」と話すも、その後は少しずつ緊張もほぐれ、「ユキスマイル」を存分に見せてくれた。
お気に入りショットは? という質問には、白い衣装に身を包みチャペルで撮影した写真を挙げた。
理由は「白いドレスっていうのをなかなか着る機会がないのと、あとは教会、チャペルで撮影することもないので、すごく印象に残っています」と話し、そのページを見せてくれた。
『共有』を合言葉に最高の結果を残した
2021-22シーズンのチームの優勝について話を聞かれると「『共有』という言葉をテーマに合宿を行い、選手同士はもちろん、支えてくれるスタッフさんも含めて気持ちをひとつに戦えたシーズンだった。今までの優勝よりも格段にうれしかった」と語った。
来シーズンの抱負を聞かれ「今シーズンは挑戦者の気持ちで1年間戦ってきて、優勝という最高の結果を残せた。来シーズンは立場で言うと、追われる立場になると思うのですが、それでもやっぱり『挑戦者』という気持ちは常に持ち続けて戦っていきたい」と、どこまでも飽くなき挑戦心を話してくれた。