相方の応援もあり『さんまのお笑い向上委員会』に出演
――今の芸風に行き着いたのは?
ヤジマリー。 最初は普通の漫才をやってたんですけど、芸人仲間に笑ってもらえなくて。ライブのエンディングで、ジャニーズモノマネしたほうが笑ってもらえてたんです。先輩から「なんでジャニーズネタやらないの?」って言われても、そんなのご法度じゃないかという思いが以前はあって。
そこから「ジャニーズを目指してたんですけどね」とか、少しずつネタに入れるようになるんですけど、芸人にはまだ笑ってもらえなくて。ただ、芸歴を重ねて老けていくと、笑ってもらえるようになったんです。そこから、ジャニーズに憧れてることをわかりやすく伝えるために衣装を派手にして。
以前は、相方がシューってスプレーを噴射してくれてたんですけど、『さんまのお笑い向上委員会』はピンなのでやってもらえなくて。ただ、どうしてもやりたいというところから、腰に巻いて自分で噴射することにしました。
――今、ピンで注目されていますが、相方の宮本さんはどんなふうに見てくれていますか?
ヤジマリー。 ミヤがホクロ占いで注目されてるとき、僕は正直、悔しかったんです。でも、あいつはそういう感情がまったくないというか、「今はヤジマリー。だよ。俺のことは考えないでいい。マネージャーだと思ってくれればいい」と言ってくれてます。
『向上委員会』のオーディションも8回ダメだったんですけど、ミヤが「もう1回、動画を撮って僕が送ります」と言ってくれて受かることができましたし、別のオーディションも「今回はピンで行って。僕は大丈夫」って、1人の活動を後押ししてくれて。僕が頑張ればコンビの仕事も増えると思うので、今はミヤのためにも頑張りたいなと思ってます。
――前回のライブは『いいとも』の出演が終了したあたりで終わりましたが、まだまだ話していない奇跡のようなエピソードがたくさんあるそうですね。
ヤジマリー。 そうですね。例の昔の彼女との“25歳の約束”は、“30歳の約束”っていう続きもあるんです。前のライブではトークしましたけど、次はショートムービーにして見てもらいたい。いつになるかわかりませんけど、また開催できたらいいなと思ってます。
〇イケメンだから人気があるって勘違いしてました【Crunch-special-intervieW-前編-】