U-20W杯アジア予選で圧倒的な風格をみせたあの選手

大変です! 文字数が収まりません! 足早にいきます!

皆さんはU-20W杯のアジア予選は見たでしょうか?

コロナの影響で各国の代表と戦う機会が少なかった選手たちは、技術は上手いものの、国際試合という日本での戦いとは違う部分に対する戸惑いが感じられたなか、圧倒的な風格を感じさせたのが松木玖生選手(FC東京)でした。

何がすごいかと言うと「存在感」という言葉が一番しっくりくるかもしれません。

いわゆる覇気が違う。ワンピースでいうと完全に覇王色です。

そのパーソナリティの強さに加え、超高校級ルーキーと言われた昨年から明らかにフィジカル・技術ともに成長しており、7番を背負う姿は、あの中田英寿さんと重なります。

最激戦区となる中盤のポジションですが、必ず4年後のW杯代表になると断言できる選手です。

〇【J1開幕直前|松木 玖生(FC東京)プレー集】煌めく若き才能!すでにチームの中心は「背番号7」|明治安田生命J1リーグ

久しぶりに現れた本物の「ファンタジスタ」

そして、もう1人。Jリーグを見ているなら絶対呼ばないとダメだろ! というくらいのプレーを見せているのが、アルビレックス新潟の伊藤涼太郎選手。

久しぶりに現れたトップ下の「ファンタジスタ」です。

昔、やべっちFCで海外のスーパープレー集を紹介したあと、その週のロナウジーニョの1試合分のプレーを紹介したら、ロナウジーニョのほうがスーパープレーが多かったという時期がありましたが、おそらく今のJリーグで伊藤涼太郎はその領域に入りつつあります。

一言で言うなら「お金を払って見たい選手」、もう一言足すなら「この選手のためだけにスタジアムに足を運びたくなる選手」。

ポジションで言うと、鎌田大地選手(フランクフルト)、久保建英選手(レアル・ソシエダ)と被る超激戦区ですが、技術的にはこの2人も劣らないと言っていいと思います。

もともと足元の技術は高かったですが、それを勝利に直結させるプレーに凝縮できるようになった印象です。

ただ、新潟ではチームの王様として、トップ下で攻撃の全権を握っている(彼のパスには「ほら、足元に止まるように出したからダイレクトで打てよ」とか「一回止めて、次ここに出せよ」というメッセージが見えるので、本当に全権を握っている感じがする)ので、日本代表に入ったときや海外チームへ移籍をしたら、どういうふうに溶け込めるかというのは未知数です。

でも、チーム選びがうまくいけば、海外で三笘選手のように大ブレイクする可能性も秘めていると思うので、森保監督には一度試してほしいし、皆さんも一度ご覧になってほしいです。

〇【伊藤 涼太郎(アルビレックス新潟)プレー集】今季J1序盤最大のブレイク!魅惑の天才マエストロ!|明治安田生命Jリーグ

今回挙げた選手たちは全員Jリーガーなので、試合を見に行ってプレーを間近でみることができます。もし、気になった選手がいれば、ぜひスタジアムに足を運んでみてください!

次回の『カカロニ・すがやの“熱”Football Watch!』は、4月17日(月)更新予定です。お楽しみに!!


プロフィール
 
カカロニ・すがや
1991年3月5日生まれ。O型。東京都出身。2016年、現在の相方である栗谷とカカロニを結成。グレープカンパニー所属のお笑いコンビとして活動中。趣味はサッカー(サッカー歴15年・ブラジル・ロシア・カタールW杯を現地観戦)、深夜ラジオ(元ハガキ職人)。特技はサッカーとくりぃむしちゅー上田さんの例えツッコミを暗記すること。Twitter:@sugayazinho instagram:sugayazinho