猛暑にぴったりの「ピリ辛」そうめんレシピ

前置きが長くなったが、何を隠そう、今日はワニブックスさんからいただいた「揖保乃糸」のレシピ本が手中にあるのだ。

酷暑でくたばっているに違いない鶴ちゃんも、そうめんなら食べられるに違いない!と、とんだおせっかい魂が働いた寮母。

「そうめん食べにうちにおいでよ」と、「うちでネトフリ見ようよ」のような、今時のチャラい男のような手口で鶴ちゃんを家に連れ込んだのであった。

さらに、手元には大量の揖保乃糸もあり、「鶴ちゃんにたくさんそうめんを食べてほしい……」と、完全に田舎のおっかさんのような気持ちになっている寮母であった。

なんとこのレシピ本には、揖保乃糸を使ったレシピが80品も載っているのだ。80日間そうめんを食べたい、と思えるような垂涎待ったなしのレシピばかりなのである。

その80品ものレシピから、鶴ちゃんに「食べたい!」とオファーをいただいていた「サバ缶のピリ辛ぶっかけそうめん」に着手する。

サバ缶は、簡単に調理ができて、栄養もたっぷり摂れる奇跡の缶詰である。さらにここでの「ピリ辛」を担当してくれるのはキムチなので、腸内環境が整いまくること間違いなしなのだ。

サバ缶と三つ葉を混ぜ合わせ、鶏がらスープとキムチを合わせる。

そして、そうめんを丁寧にゆでていく。まだ料理初心者だった頃、「ゆで上がったそうめんを流水でもみあらいする」ということが必須だと知らず、「ザル使うのめんどっちいなぁ」という理由で、ゆでたままのそうめんをそのまま皿に並べ、ベタベタのそうめんができたことがある。

▲そうめんはしっかりもみ洗おう

数々の失敗を経験して寮母になったわけだが、このレシピ本にはそうめんの美味しいゆで方まで載っているのだ。初めてそうめんをゆでる人にも優しい本なのである。

ゆで上がったそうめんに、サバ缶と三つ葉を盛りつけ、キムチの入った鶏がらスープをぶっかける。

「ぶっかけ」というのは料理でよく使われていて、やや乱暴な言葉にも聞こえるが、なぜかとても食欲をそそられる魔法の言葉である。

「どうぞ~」

と、鶴ちゃんにお出しする。「早!!!」と、うれしいお言葉をいただいた。そう、このレシピ本は、とっても早く調理をすることができるのだ。暑くてぐったりするような夏でも、少しの気力を振り絞るとあっという間に完成してしまう、夏の強い味方なのである。

▲サバ缶のピリ辛ぶっかけそうめん

鶴ちゃんがツルツルとそうめんをすするのをドキドキしながら見る。(親父ギャグではない)

「キムチはさっぱりしてて、サバの旨味が効いてて美味しい~!」

鶴ちゃんが少し元気になったような気がした。

▲鶴ちゃんこと鶴祀眞歩とサバ缶のピリ辛ぶっかけそうめん

「ビジュアルを気にして混ぜないで食べてたけど、スープと混ぜて食べるともっと美味しいね」

と、さらに美味しく食べるアドバイスももらった。

自分でも食べてみると、あっさりとしたスープにキムチとサバのパンチが効いていて、とっても美味しい! 栄養もたくさん摂れて、体が喜んでいるのを感じる!

▲「サバ缶のピリ辛ぶっかけそうめん」レシピ 『揖保乃糸 毎日食べたいそうめんレシピ』より

前日、レンコンの甘辛炒めとかぼちゃの煮つけも作ったので、どうぞどうぞと食べてもらう。そうめんにはきっと合うはずだ。

▲上手にできたので見せたいだけのレンコンの甘辛炒めとかぼちゃの煮つけ

美味しいそうめんを食べながら、先ほど見た映画の止まらない感想を話す優しい時間が流れた。やはり、印象に残るシーンというのは二人とも覚えているもので、劇場にも一体感が生まれていた。

鶴ちゃんはとても褒め上手で、いつも私の自己肯定感を上げてくれるのだ。それも嘘くさくなく、「わたしだけへの特別な愛」をいつももらっているような気がする。宝箱にしまって鍵をかけてとっておきたい。元気がなくなったときに宝箱を開けるのだ。

「今日は誰かに優しくされたい……」と思うときは、鶴ちゃんに全体重をかけて寄りかからせてもらう。そんな私を優しい羽で包み込んでくれる存在である。