ポジティブな文章で相手に好印象を与えよう

また、ネガティブな文章は、長くなりがちです。ポジティブな文章に直して、短くしましょう。

否定や禁止、拒絶など、マイナス感情の込もった文章を肯定文にすると、内容も理解しやすくなります。

「会議が終わるまで、参加できません。」
 ↓
「会議が終わったら、参加します。」

このように文字数を減らせることが多いのです。また、肯定文のほうが、要点が明確になります。

ほかにも

「わからないでもない」
「知らないわけではない」
「少なくない」

などの「ない」が語尾にくる言葉を使うと、否定文になりますが、短く書き換えることが可能です。

「細部にこだわりすぎてしまう気持ちは、わからないわけではない。」
 ↓
「細部にこだわりすぎてしまう気持ちは、わかる。」

二重否定の文章もよく見かけます。「以外」「しない」などの否定の言葉が文章中に2つ以上含まれる文章のことです。

ポジティブな文章で相手に好印象を与えよう イメージ:PIXTA

二重否定の文章もよく見かけます。「以外」「しない」などの否定の言葉が文章中に2つ以上含まれる文章のことです。

こちらも、肯定文にすれば、文章を短くできます。

「情報漏洩を防ぐため、社内のパソコン以外使用しないでください。」
 ↓
「情報漏洩を防ぐため、社内のパソコンを使用してください。」

文章は肯定文が基本です。

ネガティブよりポジティブな文章のほうが、相手に与える印象が良いというメリットも当然あるのです。