小島はながあーりんから学んだこととは⁉

東日本大震災発生時、小島はなはまだ小学1年生だった。

「お家にいたら大きな地震が起きて、あわてて犬を抱きかかえて机の下に隠れたことを覚えています」

震災のあとに生まれた子どもたちも、もう小学生になっている世代だ。毎回のようにJA浪江のライブに足を運んでくれる子どもたちも珍しくない、という。「震災を知らない子どもたちと一緒に、新しい街づくりをしていく」という側面もJAは担っている。

「毎回、東京から来てくださる方もたくさんいるし、毎月、ライブをやるごとにお客さんが増えてきているのが嬉しいですね。もっともっと、たくさんの方に浪江に来ていただきたいし、浪江町のみなさんにも楽しんでもらいたいですね。まずは私たちのライブを見にきてください!」

JA浪江はアイドルグループとしては、アメフラっシとはちょっと色合いが違う。衣装も浪江町の花であるコスモスをイメージした淡い色合いで構成されたかわいらしいものとなっている。

「イメージがアメフラっシとかなり違うので、市川優月がめっちゃ苦戦してます(笑)。あーりんさんはステージだけではなく、リハーサルから参加してくださるんですけど、一緒に人狼をやってくれたり、私たちにおみやげを買ってきてくださったり、逆に私たちからバレンタインのプレゼントを贈ったり、すごく楽しいです」

もちろん佐々木彩夏から学ぶこともある。

「細かいところまで指導してくださるんですよ。たとえば踊り。自分としては意識して大きく踊っているつもりだったんですけど『自分が思っているよりも、もっと大きく踊るぐらいで大丈夫だから、そのつもりで踊ってみて。すごく目を引くし、目立つから』って言っていただいて。そんなあーりんさんのダンスは大きいだけじゃなくて、指の先まで綺麗なんですよね。一緒にステージに立たせていただいているだけで勉強になります」