ジェラードの右足がリヴァプールを救う!

さて、話を戻しまして04-05シーズンの話。上記のチームが欧州勢力の中心にいるなかで、リヴァプールは冴えない戦い。

オーウェンをレアル・マドリードに引き抜かれた影響もあるのか、優勝オッズはおそらく、今でいうインテルとかドルトムントくらい。

CLのグループリーグも最終節を残して3位。2位のオリンピアコスとの直接対決では、ただ勝つだけではなく2点差以上の勝利が必要でした。

そんな試合ですが、先制したのはオリンピアコス。このときの僕の感想としては

「マジでリヴァプールなんだけど!!(悪い意味で)」

好きですけど、強いから好きというわけではないので、こんな感じです。

しかし、この年のCLで「マジでリヴァプールなんだけど!!」と呆れる瞬間は、結果的にこれが最後でした。リーグは6位とかでしたけど。

その後、リヴァプールはシマナ=ポンゴルのゴールで追いつくと、80分についに逆転! 沸き立つアンフィールド!! 何かが起こりそうな予感がスタジアムを包み始めます。

そして、あと1点が必要な状況で迎えた86分。味方の落としをゴール正面23mほどの位置で迎えたのは、ジェラードの右足でした。唸りを上げる弾丸のようなミドルシュートが文字通りゴールに突き刺さります!!

「マジ、ジェラードなんだけど!!!(良い意味で)」

こういうときに決めるのはいっつもジェラード!! バンディエラ!! シンボル!!レジェンド!!! オーウェンのユースの一個下!!! と、歓喜に沸くアンフィールドとすがや!!!

この勝利が、のちの栄光の始まりに過ぎないなんて、果たしてリヴァプールサポーター以外の誰が予想したでしょうか。

さて、なんとなく、この年のCLについて書いたら収まるわけがない、と予想はしていましたが、文字数の関係で今日はここまで。来週はリヴァプールの伝説を振り返ります。ビデオが擦り切れるほど見ましたからね! 鮮明に記憶に残ってますよ!!

次回の『カカロニ・すがやの“熱”Football Watch!』は、4月15日(月)更新予定です。お楽しみに!!


プロフィール
 
カカロニ・すがや
1991年3月5日生まれ。O型。東京都出身。2016年、現在の相方である栗谷とカカロニを結成。グレープカンパニー所属のお笑いコンビとして活動中。趣味はサッカー(サッカー歴15年・ブラジル・ロシア・カタールW杯を現地観戦)、深夜ラジオ(元ハガキ職人)。特技はサッカーとくりぃむしちゅー上田さんの例えツッコミを暗記すること。Twitter:@sugayazinho instagram:sugayazinho