ジェラードの右足がリヴァプールを救う!
さて、話を戻しまして04-05シーズンの話。上記のチームが欧州勢力の中心にいるなかで、リヴァプールは冴えない戦い。
オーウェンをレアル・マドリードに引き抜かれた影響もあるのか、優勝オッズはおそらく、今でいうインテルとかドルトムントくらい。
CLのグループリーグも最終節を残して3位。2位のオリンピアコスとの直接対決では、ただ勝つだけではなく2点差以上の勝利が必要でした。
そんな試合ですが、先制したのはオリンピアコス。このときの僕の感想としては
「マジでリヴァプールなんだけど!!(悪い意味で)」
好きですけど、強いから好きというわけではないので、こんな感じです。
しかし、この年のCLで「マジでリヴァプールなんだけど!!」と呆れる瞬間は、結果的にこれが最後でした。リーグは6位とかでしたけど。
その後、リヴァプールはシマナ=ポンゴルのゴールで追いつくと、80分についに逆転! 沸き立つアンフィールド!! 何かが起こりそうな予感がスタジアムを包み始めます。
そして、あと1点が必要な状況で迎えた86分。味方の落としをゴール正面23mほどの位置で迎えたのは、ジェラードの右足でした。唸りを上げる弾丸のようなミドルシュートが文字通りゴールに突き刺さります!!
【#UCL名勝負クラシック】 10/9(月)後11:00
— スカパー!ブンデスリーガ (@skyperfectv) October 8, 2017
04/05 GS 第6節 リバプールvsオリンピアコス
2点差勝利が必要なリバプール。ジェラードの劇的ゴールでアンフィールドは歓喜の渦に!! https://t.co/s3s9nlzJXA #スカサカ #スカパー pic.twitter.com/8rDgKmB9Up
「マジ、ジェラードなんだけど!!!(良い意味で)」
こういうときに決めるのはいっつもジェラード!! バンディエラ!! シンボル!!レジェンド!!! オーウェンのユースの一個下!!! と、歓喜に沸くアンフィールドとすがや!!!
この勝利が、のちの栄光の始まりに過ぎないなんて、果たしてリヴァプールサポーター以外の誰が予想したでしょうか。
さて、なんとなく、この年のCLについて書いたら収まるわけがない、と予想はしていましたが、文字数の関係で今日はここまで。来週はリヴァプールの伝説を振り返ります。ビデオが擦り切れるほど見ましたからね! 鮮明に記憶に残ってますよ!!