“こんなにも応援されていたんだ”って
――俳優活動では、昨年3月に放送開始した『王様戦隊キングオージャー』にパピヨンオージャー / リタ・カニスカ役で出演し、好演が話題となるなかで今年の2月に最終回を迎えました。1年間を通して、俳優として成長を感じた部分はありますか?
平川:もともとカメラの前でお芝居をすることにすごく緊張するタイプでしたが、自分の緊張から離れて目の前のお芝居に集中できるようになったと思います。100%緊張しないかと言われると、そうでもないのですが(笑)。
お芝居を始めた頃はどんなにレッスンをしても、実際にカメラの前に立つと緊張で思った通りにお芝居ができないことばかりでした。でも今回、1年間カメラの前に立ち続けて何度も撮影を重ねていくうちに、自分の演技に自信がついたというか、勇気が湧いたんです。そこは成長できた部分だと思います。
――今年に入り、シアターGロッソでの舞台公演にも出演されました。
平川:Gロッソの公演では、応援してくださっているファンの方に直接お会いでき、公演を見て泣いてくださる方とかもいらっしゃって、“あ、自分たちってこんなふうに、こんなにも応援されていたんだ”と皆さんからの応援を実感しました。毎回、公演に来てくださるファンの方もたくさんいて、すごくありがたかったです。
――舞台公演で印象に残っていることはありますか?
平川:お芝居パートは、毎公演キャスト6人が3人ずつの2グループに分かれてお芝居をしていたのですが、アドリブが結構あったんです。出番じゃないときは舞台袖で別グループのお芝居を見ていて、そのアドリブの面白さに笑っていました(笑)。それを受けて自分たちもどう面白くしようかと考えて、最終的にお互いのアドリブ合戦みたいになって尺が伸びてしまうという(笑)。それくらい楽しめました!
――アドリブがあるとファンの皆さんもうれしいですよね。
平川:アドリブはやっぱり舞台ならではの、生だからこそできることだと思いますし、何回も足を運んでくださる方もいらっしゃったので、毎公演同じにならないようにキャストみんなで「次はどうする?」と作戦会議して臨んだこともすごく楽しかったです。
――『キングオージャー』の活動も残すは『王様戦隊キングオージャー ファイナルライブツアー2024』のみ。約1年間ひたすら走り続けてきて、なかなかプライベートの時間が取れなかったと思いますが、落ち着いたら何かしたいことはありますか?
平川:ひと段落したら、ゆっくり実家に帰ろうかなと思っています。母はイベントを見に来てくれたりしていたのでときどき会っていましたが、祖母たちは会えていない期間が長くて、たまに電話をすると“次はいつ帰ってくるとね~?”と言われたりするので、落ち着いたら顔を見せに行きたいと思います。
――写真集の報告も直接できるといいですね。
平川:そうですね。たぶん、おばあちゃんは私の写真集が出るということをまだ知らないと思います(笑)。
――『キングオージャー』への出演、写真集の発売と、昨年から新たな挑戦が続いていますが、今後、何か挑戦したいことはありますか?
平川:アクションに挑戦したいです。『キングオージャー』でもアクションシーンがありましたが、それがすごく楽しくて、伸ばしていきたいと思いました。剣がメインのアクションだったので、次は自分の生身の体で戦うようなアクションに挑戦したいです!
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