燻製は食材選びから

燻製好きが高じて本を編集したことがありました。あれはいい本だったな。どこの出版社だっけな。男子を中心によく売れたようです。

▲チーズはテッパンですね

今回は上の食材を燻製します。チーズの燻製は食べたことがあるけど、それ以外は「あれ?」と思った方も多いでしょう。料理をする方なら「ソーセージもベーコンも燻製済みの食材じゃないか」と呆れてるかも。「バームクーヘンってなんだよ」そういうツッコミも待ってました。

 ▲燻製に必要なチップとウッド

燻製には木屑(チップ)が必要で、さらにいえば食材ごとにチップの木材を変えるといいのですが、このくだりを詳しく書いていると読者が離脱してしまいそうなので、火がつけばどれでもいいです(乱暴でした。最初はサクラチップあたりから始めましょう)。

▲今回はウッドと呼ばれるかたまりを使います、私はこうやって火をつけています

もうひとつ。燻製には3種類あるんです。冷・温・熱。これは温度の違い。火が入ったほうがおいしい食材には熱燻、そうでないものは冷燻と使いわけるのですが、今回はどちらもいいとこどりの温燻でいきましょうね。詳しく知りたい方は専門書を買ってください。

まだかな~

食材を並べて火のついたウッドを入れます。これで燻製の8割は終了。しばし待機。この時は仕事がだんだん減っていく不安と心の中で闘っていました。

できたかな? 炊飯器と違って途中でフタをあけても問題なし

煙が目に入ったら涙が出て、不安が少し吹き飛びました。