『アップトゥボーイ』本誌にて好評連載中の「恋する東京 真央さんぽ♡」。第4回の舞台は寅さんの故郷、柴又! このWEB版では、本誌に掲載できなかった未公開カットや、まおすけの感想コメントをご紹介していきます。
ズラリと並ぶ駄菓子の数々にドキドキ!
今回、まおすけが訪れたのは葛飾区柴又。映画『男はつらいよ』シリーズの舞台であり、主人公・車寅次郎のふるさととしても知られている街です。
京成電鉄金町線の列車に揺られ柴又駅に到着したまおすけを出迎えてくれたのは、寅さんの銅像「フーテンの寅」像と、寅さんの妹・さくらの銅像「見送るさくら」像でした。こちらの写真は、さくらの隣にスッと並んでポーズを真似るおちゃめなまおすけ。
2018年、葛飾・柴又は「国の重要文化的景観」に選定されました。国内に約70か所ある「重要文化的景観」ですが、都内ではここのみ。柴又帝釈天(帝釈天題経寺)と、その門前を中心に産業が発展し、その歴史を伝える景観が今なお広がっているのが特徴です。そんな情緒ある街並みをずんずん歩く今回の「真央さんぽ」、衣装も下町の雰囲気に合わせてレトロなセーラー服を着ていただきました。
まず最初に訪ねたのは、柴又駅から徒歩1分のところにある「柴又ハイカラ横丁」。昭和レトロな空間のなかには、数千種類の駄菓子や雑貨がいっぱい。駄菓子屋に行ったことがほとんどないというまおすけは、所狭しと並ぶお菓子を見て大興奮!
「お菓子がズラ~ッと並ぶ景色を見た時点で気持ちが高まりました。小さな頃に食べた記憶のあるお菓子を見て懐かしくなったり、“何これ!?”と思うようなお菓子もあって、とても楽しかったです!」
「柴又ハイカラ横丁」には駄菓子や雑貨のほか、スマートボールなどの懐かしいゲームで遊べるコーナーもありました。そして人生で2回目という射的にも挑戦し、狙っていたココアシガレットに見事命中させてゲット! 「柴又ハイカラ横丁」の女将さんも「軽くて狙いやすいガムじゃなくて、ココアシガレットを落としたのはすごい!」とまおすけの腕前を称賛していました。
射的を命中させ、駄菓子もたっぷり買い込んでご満悦。ちなみに今回、まおすけが買った駄菓子は、まけんグミ、ガブリチュウ、ミルクキャラメル抹茶、ねるねるねるね、ペコポコチョコレート、サイコロキャラメルなどなど。
「純粋に、自分が食べたいものばかりを買いました(笑)。このなかで特に懐かしいなと思ったのは、サイコロキャラメル。私は幼稚園の頃に幼児教室に通っていたんですけど、そこでご褒美でもらえたのが、このキャラメルだったんです。当時の懐かしい記憶がよみがえってきました。あと、ねるねるねるねはナナニジのメンバーと一緒にやろうと思います」
「柴又ハイカラ横丁」の2階にある「柴又のおもちゃ博物館」にもお邪魔しました。葛飾区といえば、リカちゃんやトミカで知られる玩具メーカー・タカラトミーをはじめ、古くからおもちゃ工場がたくさんあった地域。この文化を後世へ伝えるべく、博物館には昭和時代を中心としたおもちゃが多数展示されています。
レトロなフィギュアやラジコンなどが並ぶなか、まおすけが特に興味を示したのが家庭用ゲーム機でした。
「ファミコンはもちろん、SwitchやニンテンドーDSといったゲーム機で遊んだ経験が私はほとんどないので、コントローラーに触るだけでわくわくします。そういえば小さい頃、DSで遊んでいる友達を見てすごく羨ましかったのを覚えています。DSへの憧れがあまりにも強すぎて、DSに似た形をした電子辞書に入っている百人一首ゲームをずっとやっていました(笑)」