おはようございますこんにちはこんばんは、番組プロデューサーのTPこと高橋です。「TPコーポレーション東京X」という変な名前の会社の社長をやらせてもらっています。今回は、弊社がYouTube制作を担当している「セント・フォースゲーム部」の部長、内田敦子さんインタビューの後編です。ずば抜けた行動力と計画性を持つうっちーに、今後の展望――“内田の野望”を聞いてみました!

〇アナウンサーなのに“部長”!? 内田敦子さんに「後輩との接し方」を聞いてみた TP社長日記その30
バイタリティの秘訣
TP:内田さんって、フリーアナウンサーもやりながら、一般企業に勤めていた時期もあったり、ゲーム部もやったり、めちゃくちゃバイタリティあるなって思います。
内田:そうですね、結果的に全て噛み合って、外から見たらバイタリティある人みたいに見えますよね。この先40代・50代と、メディアの経歴一本だけで生きていくことへの疑問がずっとあって、一般企業に勤めたりしました。
TP:なるほど。
内田:人生のブランディングを考えた時に、一度別の業界で、例えば自分が興味のあるゲーム業界でみんなが知っている会社で働いた実績って、後々大きく効いてくるんじゃないかなと思って。
TP:計算がすごい!
内田:トータルプロデュースですね、人生の。
TP:あー!
内田:「会社員になってみる」というのがかなり大きいきっかけだったんですけど、「行動力」ってめちゃくちゃすごい成果を連れてくることがわかったんです。
TP:詳しく教えてください!
内田:とにかく行動すると、何かしら起こるじゃないですか。結果の良し悪しに関わらず、何かが起こるってかなりコスパがいいんですよ。ただ家で考えているだけよりも。
例えばちょっと気になることがあった時に、聞けそうな人がいたらすぐ聞いてみるとか。「もうちょっと詳しく聞きたいから直接会えますか?」みたいなことをしたりして。
TP:おぉー!
内田:そこに例えば事務所も巻き込んでいったりすると、ちゃんとした仕事になるところまで話が大きくなることもあるので。それは、ゲーム会社でマーケティング部門にいた時に周りを見て「行動した方が得じゃん」と気づいた結果ですね。
TP:しかも行動する人ってそんなに多数派じゃないですもんね。
後輩のために動く
TP:ゲームの仕事って、別に個人でやろうと思えばできるじゃないですか? それを「ゲーム部」というグループになってやる意義って何ですか?
内田:やっぱり私も年齢を重ねて、有望な後輩にはちゃんと活躍してほしいという気持ちが芽生えてきまして。
TP:おぉー! 後進育成。
内田:芸能界って埋もれちゃう逸材も多い業界だと思うんですけど、「こんな豊富な人材がいるよ」って少しでも見せられたらいいなって思います。
あとは経験として、本当に好きでやっていたことが結果的に仕事につながることも多いので。「好き」っていう熱量は、企業側からもすごく見られている世の中だと思うんです。もちろん仕事をくれる企業もそうだし、一般の方々やSNS上でも、本当に熱意があるかどうかってすぐに見破られるので。本当に熱意があるなら、前面に出していった方が得だよ、というのを伝えたいですね。
TP:へぇー。
内田:やった方がいいよって言って、じゃあそれをやれる場がないならゲーム部のチャンネルを使おう、みたいなイメージですね。
TP:「こんな魅力的な後輩いるよ」っていう慈善事業ですね。
内田:本当にマネージャーみたいなこともちょっとしているというか。
TP:出役の人が営業も兼ねられたら一番強いですからね。
内田:そうなんですよね。個人で動いているタレントの後輩がいるんですけど、ガンガン一人で営業して仕事を取っていて、そういう感じでもっとやっていかないとダメだなとも思っています。自分がやっていい範囲なら、積極的にやっていきたいですね。
TP:強い。
