さてベランダでキメますか。

いつの間にか太陽が西に傾きだした頃合いに。ホルモンとホットプレート、そして冷えたビールを持って「ベランダ」という名の自宅居酒屋に繰り出す。何かの景品だかで貰ったまま、使ってなかった一人用ホットプレートだけど、このサイズ感で申し分ない。

そういえば夕方五時を過ぎたけど、最近だとまだまだ明るいな。五時を過ぎたから呑んでも良い、という自分への免罪符を切れるし、夕日を眺めながら呑むのも良いものだ。

再びアウトドアチェアに腰掛けて、まずはキンキンに冷えたビールで喉を潤す。

▲まずはビール!

はあああぁぁっ美味いっ!!

さてホルモンは「とりあえずテッポーもらおうかな」と、心のなかで自分に注文。こういう時には気分が大事。

下茹でしてあるので、ホットプレートでは焼き目をつけるだけ。表面がこんがりとしてきたら、タレにどっぷり浸して食べる。

▲テッポーは串から外して焼く

…がっつりとニンニクが効いていてバカみたいに旨い!!

妥協してないニンニクの香りに、一味の辛さも相まってビール欲を駆り立てる。タレに浅漬けの素を使ったのも良かった。

浅漬けの素は甘・辛・酸・出汁のバランスが良いので、タレに加えることで良い塩梅に深みを与えてくれている。

ごま油や麺つゆみたいに、万能調味料なんて呼ばれるモノがあるけど、浅漬けの素も漬物だけじゃなくて、タレや炒め物にも使える良い奴だな。

さてさて、レバーにキクアブラ、長ネギも焼いてどんどん食うぞ。

▲レバーもタレにジャブジャブいっちゃって!
キクアブラ、こんな背徳的な食べものはない

大いに食って大いに呑む。それでもってあらかた食べて呑んだら、締めはホルモン焼飯だな。ホルモンと長ネギを少し残して冷や飯と一緒にタレで炒める。

沈んでいく初夏の夕日を浴びて汗をかく、缶ビールを手に自宅居酒屋の晩は過ぎていく。