こんにちは。風野又二朗です。
先日、奈良に行ってきました。どうしても行ってみたいお寺があって、引き寄せられるように、と書くと少しスピリチュアルですが、車で行きました。
go toで行ってみたかったのと、人との接触は極力避けねばならないと思って、車で自走したのですが、なかなかに遠い道のりだったものですから、奈良に入った時にはヘトヘトでした。
そんな又二朗の旅の疲れを癒してくれたのは、鹿さんでした。
又二朗としては、初めての奈良。ファースト奈良だったものですから、浮かれて鹿センベイをたくさん買ってしまったんですけど。
ちょっと、こんなに集まってくるなんて聞いてなかったんで、ひぃぃぃってなってしまいました。ただ海外からの観光客が減って、鹿さんも、以前よりも鹿センベイを欲している、という事みたいなんで、シカたのない事なのかなって思ってます。
さ!旅行でパワーをたくさん充電してきたので、これから、やるシカないぞ!って思ってます。宜しくお願いします!
旅の道中、僕の心を癒してくれたのは、ラジオでした。というより、ラジオはいつも僕に勇気と希望をくれます。
又二朗の家では、幼少期から常にラジオがついていました。テレビはダメ、ラジオしかダメ、みたいな時期もあったので、とんねるずの番組が見れずに同級生と話が合わないこともしばしばありました。
そんな事もあってか、今もラジオを聞いている時間がとても多いです。
早朝は別所哲也さんの、おはようモーニング!って感じですし、昼間は気にはなっていたけど聞き逃してしまった番組をラジコのタイムフリーで聞くし、夕方は、ピストン西沢さんのDJプレイを聴きながら、曲が予想もつかない方にアレンジされてカッコイイ!ってなって、夜はANNかジャンクを聞く。
みたいな感じです。もちろん、毎日ではないですが。神田伯山さんがラジオでおっしゃっているように、”ラジオは大人の本音が聞ける場所”だと思っています。テレビはたくさん見えているはずなのに、何故かラジオの方が見える気がする時があり、そんな瞬間が好きです。
それぐらいラジオが好きです。好きです、というよりは生活の一部になっているように思います。
実は、風野又二朗がこの世に舞い降りたのは、約1年半前、ラジオの世界でした。
2019年6月16日。TBSラジオで『風野又二朗 風をあつめて』という番組が放送されました。
〇TBSラジオ(https://www.tbsradio.jp/379983)
小栗旬さんとハライチの澤部さんをゲストに迎え、風野又二朗がパーソナリティとして進行させて頂きました。
パーソナリティ以外は全部ホンモノという、真実と架空を行ったり来たりしながら進めていく、不思議な番組でした。
プロデューサーの宮嵜守史さん。作家の福田卓也さん。という強力なお二人のバックアップのなか、又二朗はラジオ愛と情熱だけを、強くもって臨みました。
ラジオは、声と音しかそこにありません。だからこそ、無限の可能性があると思っています。大人の本音が聞ける場所であり、大人の本気が見える場所だと思ってます。
ちょっと熱い文章になってしまいましたが、もう1回やりたい。もう1度、ラジオをやりたい。そんな気持ちで1年半が過ぎました。そんな僕に素敵なお知らせが届きました。
【もう1度、風野又二朗のラジオが決まりました】
美人マネージャーからの電話を、1度落としそうになりました。ほ、本当ですか?何度も確認しました。例えるなら、推しているアイドルから手紙が届いた、みたいな(興奮から全然例えられてない)。
2020年11月、TBSラジオで『風野又二朗 風をあつめて』が放送されることになりました。ありがとうございます!あのラジオが帰ってきます!
すいません、帰ってきます、という表現は、誰かが待ち望んでいた場合のみ使う表現かと思いますが、言わせてください。
帰ってきます!(涙) 今、涙でうまくタイピングできていませんが、又、いろんな人たちのサポートのなか、放送することが決まりました(涙)。
このコラムが、このサイトに載って、皆さんに届く頃には発表があるのかわかりませんが、もしかしたらフライングなのかもしれないけど、言わせてください。帰ってきます!(涙)
とはいえ、まだ収録もしてませんし、どうなるのかわからないなか、この連載を書いてるんですよ。めっちゃ緊張してましてね。あまり普段、そこまで緊張しない方なんですけど。ゲストが誰かとか言って良いのかもわからないんですが。
今は、MIU404を見直しています!2回目でもめちゃくちゃ面白いナー!
さ!ということで、11月29日の25時からTBSラジオで放送されます。
最近よく、こんな時だからこそ、とか、こんな時代だから届けたい。みたいな文章を見ますが、風野又二朗のラジオはそうではありません。
ラジオが好きすぎて、どんな時でも、どんな時代でも、きっとやっていました。やりたいと思っていました。でも、今だからこそ生まれるラジオになる事は間違いありません。
是非、聞いて頂きたいなと思っています。
今回のオススメの映画は【ラヂオの時間】です。三谷幸喜さん作・演の舞台から映画になった不朽の名作です。生ラジオドラマの放送直前に、さまざまなトラブルが起きて、次々と起こる変更やアクシデントに対応しながら、なんとかラジオを放送していくという物語です。この感想だけでも一つコラムが書けてしまうぐらい大好きな作品です。もう20年以上前に観たのに、千本のっこという役名が頭から離れません。是非、見てみてください。
それでは、又、風の吹く日に。