女性や子どもが自信を持って生きられる社会に
今後はメンタルヘルスの分野にも力を注いでいきたいと話す。自身も産後うつを経験したことで、女性は仕事や子育てなど世間からのプレッシャーにさらされていることを実感したという。
――今後、どのような活動をおこなっていきたいですか?
森 5 Crowns Japanが開催するイベントを通し、今後は美と健康とともにメンタル的な部分も取り入れていきたいです。アメリカには青少年育成に力を入れているビッグイベントがあります。主な目的は子どもたちのメンタルヘルスや自身のアイデンティティを高めていくことを応援するというもので、いろんなアーティストやハリウッド俳優も協力して“超面白いフェス”みたいになるんですよ。そのぐらい大きな規模のイベントを、いつか5 Crowns Japanでもやってみたいです。
――森さんのように夢を叶えるために行動できる女性になるにはどうすればよいか、アドバイスをいただけますか?
森 いちばん夢を見つけやすいのは、たくさん映画を見たり本を読んだりすることでしょうか。そこにはたくさんの教訓が詰まっているから。「私はこれになりたいな」というアイデアがたくさん見つかると思います。映画を見たりとか新しい習い事を始めてみるとか、自分なりの外に出ていく方法を見つけて挑戦してほしいです。その一歩を踏み出す動機づけになるようなイベントを、私も今後提供していきたいと思っています。
――たしかに映画は夢を見つけるのによいツールですね! 子どもたちに向けて森さんおすすめの映画はありますか?
森 この話をすると“それで海外に行ったの!?”ってよく言われるんですが(笑)、私のおすすめは『センターステージ』という作品です。オーディションを受けて、地方からニューヨークのバレエスクールに入学した女の子たちを描いた物語で、切磋琢磨しながら戦ったり、仲間を大切にしたり、男の子との恋愛もちょっとあったり、おしゃれなニューヨークの街並みが映っていたり……。“え、こんな世界があるの? 行ってみたい!”と、私が海外の舞台に立ちたいと思ったキッカケになった映画でした。やはり何か憧れる世界や存在があると、子どもたちは目標を持ちやすいと思うんです。
今後も日本とアメリカを拠点にしながら、幅広い活動を展開していきたいという森理世さん。人として、女性として、母として、その活躍がますます楽しみだ。近況については彼女のインスタグラムやブログをチェックしてみてほしい。
モデル / ダンス アーティスティック・ディレクター
◆生年月日:1986年12月24日
◆サイズ:T174/B80/W58/H90/S25
◆出身地:静岡県
◆オフィシャルブログ「SPARKLETIME」
◆Instagram:@riyomori
◆「5 Crowns Japan」公式サイト