素が出るグラビアは恥ずかしいけど楽しくなってきた
――現在の活動についてお聞きしたいのですが、メインでやられているのはコスプレイヤーで、グラビアもやられていますよね。
ユリコ そうですね。コスプレイヤーになる前、コロナ前はテレビタレントをしたり、あとはX JAPANのYOSHIKIさんのアシスタントMCをしたりと、テレビタレントとしての活動ばかりでした。
――タレント活動は楽しかったですか?
ユリコ すごく楽しかったです。一番楽しかったのは、日本のいろいろなところに行けたことで、文化を学べたり、おいしいご飯を食べたりできたのがよかったです。特に良かったのは、熊本と福岡です。あと、温泉があるところが好きで、福島の飯坂温泉が個人的に一番好きです。
――現在はタレント活動されていないんですか?
ユリコ まだ続けているんですが、コロナだから外国人の出演が減って、なかなかオーディションにも行けなくなっちゃって……。そんなこともあって10年ぶりくらいにグラビアをやりました。
10年前に『プレイボーイ』でグラビアをやってから、日本人の体と自分の体を比べて、コンプレックスを抱いていたんですが、今やらないと“この先もうできないんじゃないかな”と思ってチャレンジすることにしました。あと、新しいチャレンジとして、声優のレッスンをしています。
――本当にいろいろなことにチャレンジされてますが、10年ぶりのグラビアはどうでした?
ユリコ 最初はめちゃくちゃ恥ずかしかったです。でも、だんだん好きになってます。グラビアのビキニは素の自分だから恥ずかしいんですけど、コスプレをしているときはキャラクターになりきっているので、自信満々で本当になんでもできる気がします。
最近、コスホリ(コスホリック)にシスターのコスプレをして参加したんですけど、日本人はフェチでもマナーがいいところが意外でした。日本人は好きなことやフェチを隠す人が多いけど、お父さんはめちゃくちゃオープンだったので、日本に来たときは“あれ、みんな隠しているんだ……”って思いました。でも、コスホリやコミケなどのオタクカルチャーは、そういうことを許してくれるのがいいですね。
――さまざまなことに挑戦、流行を先取りしているユリコさんが、現在気になっていることはありますか?
ユリコ 最近はVTuberにめちゃくちゃハマっています。あと、今の事務所からは「DJをやってみたら?」と勧められています。私は機材を触ったことないんですけど、ちょっと才能があるかもしれないんです。たぶん、リズムが全部わかっているから、ビートがわからなくてもなんとなくできるんだと思います。アニソンディスコやアニソンクラブは楽しそうですけど、逆に楽しすぎてちゃんとDJやらないかもしれないですけど(笑)。
――アニソンDJ期待しています! 最後に、今年力を入れようと思っている活動について教えてください。
ユリコ ひとつは、グラビアアイドルとしてもう少しメジャーになりたい思いがあるので、グラビア活動に力を入れようと思っています。それと、最近は英語の勉強もしているので、少し話せるようになりました。やっぱり、日本語と英語の両方を話せると強いですし、アメリカに行ったときに日本とヨーロッパの文化がわかっているほうがいいんじゃないかなと思うので!
――世界に目が向いているんですね。ちなみに、グラビア写真集を出したい気持ちはありますか?
ユリコ 出してみたいです。かわいく撮ってほしいので、頑張って痩せます!(笑)