3度目の世界一に輝いたWBC

今年はやはり、シーズン開幕前に開催されたWBCで優勝したことが非常に話題になった。

「歴代最高のチーム」との前評判が高かったチームを、栗山英樹氏がまとめあげて無敗で世界一に輝いた。

チームとして見ると、大谷翔平が二刀流としてチームを引っ張り、ラーズ・ヌートバーがチームを鼓舞するかのようにアグレッシブなプレーを見せ、勢いを持ち込んでくれた。

大谷は、投打で大会を支配するかのような活躍を見せ、文句なしのMVPに輝く。MLBでもシーズンMVPに輝いており、MVPをW受賞した結果になった。

吉田正尚は、メジャー1年目だったにも関わらず、強い意志を持って出場。3番や4番に座り、打率.409、2本塁打、13打点を記録し、ベストナインに輝く活躍を見せた。

特に、メキシコ戦の同点3ランホームランは記憶に残っている人が多いのではないだろうか。

2022年シーズン、日本人の最多本塁打記録を樹立した村上宗隆は、大会序盤は不調だったものの、準決勝では勝利を決めるサヨナラタイムリー、決勝では同点ホームランを放つ活躍を見せた。

まさに「信じる力」が結果に結びついた瞬間だった。

また、投手陣は世界一に相応しいメンバーだった。先発陣は大谷、ダルビッシュ有、山本由伸、佐々木朗希と最高の布陣を形成。第二先発からリリーフ陣まで隙のない陣容を揃えた。

国別の成績を見ても、投手成績では防御率2.29を記録した日本が圧倒的な成績で、参加国1位になった。

もちろん野手陣も負けていない。打撃成績を振り返っても、チーム打率は3割近い成績(.299)を残し、55打点と56得点、10盗塁は1位、9本塁打と66安打は2位を記録。

成績を見ても世界を圧倒した大会であり、まさに「歴代最高のチーム」に相応しい結果だった。

▲「歴代最高のチーム」でトロフィーを掲げた 写真:AP / アフロ