社会を知るために一般企業に就職
野中:社会を知るために会社に勤めようと思って。
TP:一般企業ですか?
野中:知り合いの内装デザイン会社に勤め始めました。
TP:いきなり会社員に!その会社でどんなことやってたんですか?
野中:現場監督をしてました。
TP:すごい知識が必要そうですね。
野中:めっちゃ難しかったです。でも頑張って色々覚えて。
TP:その期間は芸能はお休みしてたんですか?
野中:一応やってはいました。でもその時はもう「売れるのは諦めよう」と思ってましたね。そんな状態が実は7年続いて。
TP:思ってたより長い!
野中:32歳まで会社員をやってたんです。
TP:ということは、ショウガールズを始めた時はまだ会社員?
野中:会社員でした。
TP:それで覚悟を決めて会社を辞めて、株式会社ショウガールズを立ち上げた、ってことですね。
野中:そうです。
TP:面白い…酒飲みながら聞きたかったな。
野中:会社員として学んだことが、ショウガールズの裏方仕事にかなり活かされてます。
TP:あぁー、それめっちゃ大事。
大切なことを気づかせてくれたメンバーからの助言
TP:株式会社ショウガールズは、野中さんが株主ってことですか?
野中:そうです、100%株主。
TP:すげえ、投資しようかな。
野中:結構上がるかもしれないですよ(笑)。
TP:社長たる動きってどういうことをやってますか?
野中:ショウガールズと仕事をしてくれそうな人はほとんど連絡して会いに行きました。
TP:営業活動!
野中:パンフレット持って。
TP:パンフがあるんだ!
野中:「ショウガールズお願いしまーす」みたいに名刺とパンフレットを配りまくって。実際繋がった仕事もたくさんありますし。
TP:行動力がすごいっすね。
野中:でも今年からちょっとだけ考え方変えたんですよ。
TP:あれ?
野中:メンバーの沢辺から「あんたは自分にスキルがあるから、自分の仕事も頑張りな」って言われて。
TP:なるほど。
野中:「たしかに」と思って。私自身に実力がなきゃメンバーもついてこないよね、って思って。ちょっとだけ考え方変わったんですよ。自分の仕事をやれるだけやってみようってなって。
TP:自分の仕事を頑張るためにどんな努力をしたんですか?
野中:「中途半端な知識をちゃんとした知識にする」っていうのを心がけました。
TP:はいはい。
野中:みんななんとなく好きなものってあると思うんですけど、じゃあ番組で語れるほど好き?って聞かれたらわからないじゃないですか。例えば「ボートレース」も、本当に好きになって、たくさん時間費やして、自信を持って「好き!」って言えるようになって、今仕事いただけるようになって、って感じですね。
TP:シンプルですけどめちゃくちゃ大事な動きですね。