心の隅に眠っていたパチンコ魂が煮えたぎる!

初めてアルバイトをしたのもこの時代です。僕は生まれて初めて自分でアルバイトをして稼いだお金で、セガサターンを買いました。やっぱり、ここでもバイト動機がゲームだったんですよね。サターン派だったんだよな、当時。『デイトナUSA』とか好きでしたよ。

今も絶えず、技術というのは進歩しているのは間違いないですが、僕の青春時代の10年くらいは、直近の10年と比べると、遥かに、圧倒的に、いろんなことができる時代になったのは間違いないと思っています。

小学生時代はファミコン、中学生はスーファミ。高専生になってからはセガサターン&プレイステーション。前述したテキストベースの、極めて限定的な情報しか得られなかったパソコン通信の時代から、家にいながら遥かに大量に情報が得られるインターネットの時代へとの変遷――。

すごくいい時代に生まれたと僕は思っています。

……なんか、ここまで自分の人生を振り返ってみて、なんで今パチンコパチスロ系Youtuberをやっているのか、まったくこの時点ではわからないですね(笑)。どう考えてもゲームクリエイターになる人の人生やんけ、これ。

ところがどっこい。

やっぱ、心の片隅に、親父に刷り込まれてたアイツがいたんでしょうね。

そう、パチンコ、でございます。

高専生というのは、中学生を卒業した15歳から5年間ですから、あらやだ。

在学中に打てる年になってしまう。

当然、18歳未満はパチンコ屋に入店することはできませんが、僕は17歳くらいの時から「ああ、あと1年もしたら、パチンコが打てる年になるんだなあ」って、どっかで思っていたのは間違いありません。逆に言うと、「年齢的にパチンコ打てないから」、18歳までの間は、ゲーム方面に大きく舵を切っていたのかもしれません。15歳から打ててたら、また違った人生になっていたのかも知れないですが。

そんな「技術の革新がたくさん起こった」いい時代に生まれて、たくさんのゲームに触れてきた僕ですが、この「技術の革新」のおかげで、僕は堂々と(?)パチンコデビューを果たすことになります。そのお話は、また次回に!

『1億2000万分の1の激アツ人生』は次回5/31 (日)更新予定です、お楽しみに。