「夢の設定6」を掴むため初めて朝イチのホールへ!

そんな当時の僕を振り返って「バカだなー」と、今なら笑えるエピソードがあるんですけどね。

よく通っていたホールは、札イベントをよくやっているホールでした。もちろん、札の信ぴょう性なんか、分かりはしない時代です。あの頃のホールは「半分ウソで半分ホントくらいのホールが、一番上手いことやってたんじゃないかな」とすら思います。

僕の通っていたホールは「ALL設定」みたいなことも、よくやっていました。そういうシマは会社帰りに見ると、1台だけ爆出ししていたりとかしてるんですよね。そう考えると、そこそこちゃんとやっていたお店だったのかな、という気もするんですが。

そこで若き日のヨースケ、どう思ったか。「札台に一日座ってみたいな」と思ったんですよね。ALL設定以外にも、いろんな札がありましたね。その中にあったのが「爆弾」札です。「爆弾」札は、ずばり「設定は1or6」という「DEAD OR ALIVE」な設定だ、というんですよ。

自分のパチスロ歴も、20年近くになろうとしていますが「6に座れた!!」と思ったことなんて、数えるほどしかありません。それも挙動がバリバリの6だった、というだけのことであって、5号機になってからは、いわゆる「設定示唆」が流行し始めましたが、僕は未だに「設定6確定画面」というものを見たことがありません。仕事でもこれだけパチスロ触ってるのに。

で、若き日のヨースケ青年。雑誌をやたら読むので、設定差だけは詳しい。だけど、そんな挙動をするような台に座ったことはない。今考えると当たり前なんですよね。6を掴みにいくためには、それなりの努力が必要です。空いているホールでアホみたいな顔して座った台が6だった!! なんてことは、基本的にはないわけです。

でも、当時の僕はそんなことにも気がついていませんでした。単純に「6を打ってみたいなあ」って、思ってたんですよね(今も思ってますけど)。

で、あるとき、朝イチから並んで、その「爆弾」札に座ってやろう!! って考えたんですよね。設定6を夢見て。

いざ早起き。不思議なもので、会社に行くときはあれだけ身体が重いのに、ホールに行くときには清々しい目覚めができるのですから、人間の体というのは不思議なものです。朝イチからそのホールに行くのは、初めてだったかな。まとまったお金も必要だろうということで、給料日の後。軍資金は準備した。いざ!!

というわけで、朝から特攻したことがありました。並んでたの10人くらいだったな(あっ)。

どうなったかは……ふっふっふ、次回。次回ですよ。

『1億2000万分の1の激アツ人生』は次回9/13(日)更新予定です、お楽しみに。