内気なのに、アクティブ――彼女だけのとっておきの魅力

「あのときは歌ったり踊ったりするわけではなく、ただ旗を振るだけだったんですけど、子供だったから、そんなにすごい場所だという実感もなくて、それよりも『うわぁ、あのももクロさんだぁ~! こんなに近くにいるーっ‼』っていう喜びのほうが大きかったです。いまになって思えば、本当にすごいことだったんですけどね。

アイドルとしての自覚が生まれてきたのは小学5年生ぐらいですかね。自覚というか、自分の中で『アイドル=お仕事』という感覚になってきて、だんだん周りのことが理解できるようになってきたんですけど、どんどん『見ている人たちを喜ばせたい、楽しませたい!』って考えるように変わっていきました」

小5で芽生えたエンターテインメントを提供する側の人間としての意識。

ちなみに彼女が在籍していた3B juniorは26人で構成される大所帯グループ。スターダストのアイドルとしては異例の編成であり、その人数を活かしたダイナミックかつ華麗なフォーメーションは圧巻だった。

ただ、裏を返せば全員が目立つのは難しい。

全員がステージに立つと、どうしても2列目、3列目のポジションに立つ子も出てくるし、その端から2番目あたりに配置されると、どうしても人の波に埋もれてしまう。

小島はなは、まさにそういう立ち位置になることが多かった。

「ヘタしたら、ステージであくびをしていても気づかれないんじゃないかって思うぐらいでした(苦笑)。だから、どんどん人数が減っていって、気がついたらなにをやっていても常に誰かに見られている位置に立つようになって……」

3B juniorは26人でスタートしたが、グループ内ユニットはデビューが決まると〝無期限武者修行〟と称して、グループから離れていくシステム。ロッカジャポニカ(現・B.O.L.T)

とはちみつロケットが巣立っていき、メンバーは14名に。さらに3B juniorとしての活動を終えると、5人組のアメフラっシとして新たな一歩を踏み出すことになった。

この人数だと、もう2列目も3列目もない。

全員が〝フロントメンバー〟として、常にオーディエンスの視線を集めることになる。

「そうなると、もっと自分の個性を出していかなくちゃいけないじゃないですか? じゃあ、自分の個性ってなんなんだろうと思ったら、私って子供のころからすごく無口だったんですよ(苦笑)。無口っていうか、内気。でも、それなのにアクティブだった、すごく」

内気なのに、アクティブ。

これこそが佐々木彩夏に「なんだか、すごく気になる」と言わせる不思議な魅力の秘密なのかもしれない。

そして、悩む間もなく、小島はなはある重大な任務を背負わされることとなる。

【連載7回目の追記】
ライターの小島和宏さんが引き出した小島はなの「内気なのにアクティブ」。このひとことは、彼女のキーワードそのものです。あーりんが認めた逸材は、いかにしてMCの腕前を磨いていったのか。次回は内気なのにアクティブなその胸の内に迫ります(NewsCrunch担当編集より)。

<アメフラっシ今後のスケジュール>
※下記のイベントは変更となる可能性があります。
​最新情報は「アメフラっシ」公式サイトでかならずご確認ください。

https://www.amefurashi.jp/

3月18日(水)〜22日(日)
五反田タイガー 7th Stage「WORKER ANTS と 働かないアリ」
出演:愛来・鈴木萌花 会場:CBGKシブゲキ!!

3月20日(金・祝)
カルチャーズ劇場文化祭FLOWER supported by Top Yell
出演:小島はな、市川優月
会場:AKIBAカルチャーズ劇場

3月29日(日)
ガラフェス〜令和 咲く咲く 桜スプラッシュ〜
会場:上野恩賜公園野外ステージ

4月10日(金)
定期ライブ2020(タイトル未定)
会場:Studio Freedom

 

『毎週アメフラっシ!』は次回3/24(火)更新予定です、お楽しみに。