おはようございますこんにちはこんばんは。コンテンツ制作会社「TPコーポレーション東京X」代表のTPこと高橋です。

プロ野球のシーズンが終わり、日本ハムファイターズの勝敗で一喜一憂する生活から解放され、今は仕事に集中できています――と書いた矢先、日本ハムの伏見捕手が阪神タイガースにトレードされたというニュースが飛び込んできました!!チームの精神的支柱だった伏見選手が抜けて、日本ハムがどうなるのか。投手陣がまだ若いだけに、気がかりです…こうしてオフシーズンも日本ハムのことは結局気にかけ続けるのでしょうが、今日は僕が日本ハムの次に最近気にしている問題「社長のルッキズム」について書きたいと思います。

こう書くと、まるで僕がルッキズム上等かかってこい、と言わんばかりに誤解されそうですが、そうではありません。「社長って、けっこう見た目で判断されちゃうよね」という現実に対して、どう立ち向かっていくか。その行動指針を書こうという気概です。

服に興味がなかった学生時代

僕は昔から、服にまったく興味がなかった。服なんて「暑いときは涼しく、寒いときは暖かければOK」。本当にそれで十分と思っていた。どの色とどの色が相性いいとか、まったくわからなかったので、置きにいった地味めの服ばかり着ていた記憶がある。僕のクローゼットは人生の大半「白・黒・グレー」で彩られ、まるで黒澤映画のようだった。

もちろん、オシャレに挑戦した時期も一応ある。お笑い大好き少年だった僕は、スピードワゴン小沢さんの服を完コピしていた。白シャツにタイトめのジーンズ、茶色いハンチング帽。声までちょっとかすれさせていた。今思えばどう考えても中学生がやるファッションではない。小沢さんだから甘〜いのであって、僕がハンチングをかぶると少し痩せたBEGINのボーカルにしかならなかった。ファッションは学校じゃ教えてくれない、僕は教科書に書いてあることしかわからなかった。

センス系を装っていた社会人時代

社長になる前、僕には“センス系”を気取っていた時期がある。服に無頓着なくせに、なんとなく個性だけは出したくて、ヒザ下まであるロングカーディガンを愛用していた。当時の僕は色んなものに“長けた”人間に見られたかったのだが、現実はロングカーディガンを羽織っただけの短絡的な男だった。さらにこのロングカーディガンには致命的な弱点があったのだ。

ロングなことだ。

しゃがめば地面に触れ、ほこりは吸うし、階段をのぼればバージンロードくらい引きずる。着ているのか運んでいるのかわからない。ロングカーディガンの弱点が“ロング”と言うのはとんちのようだが、とんちにしているのは僕のファッションレベルの低さゆえなので服に申し訳ない。