パチンコに大切なのは軍資金と粘りと頑張り!
あとは、当然ですが、パチンコには勝ち負けが伴います。当時、僕が見たサイトにも、「どうやったら勝てるのか?」みたいな話が、ちゃんと載ってました。学生なんかお金ないですからね。そりゃ勝てるなら勝ちたいに決まっています。
初めてなので、いくらぐらいのお金が必要なのかもわかんない。パチンコってお金が掛かる遊びだというのは、打ったことがない時代の僕でもなんとなくは理解しているつもりでした。学生時代なので、当たり前ですが、そんなにたくさん自由なお金があるわけでもありません。
その当時のサイトにも書いてあるんですよ。初心者Q&Aみたいなコーナーがあって。
「Q.軍資金はいくらぐらいあればいいですか?」
「A.多ければ多いほどいいです。」
なんじゃそりゃ!!って思ったもんな、当時は。こっちはお金も持ってるわけじゃないから、具体的な金額が知りたいのにさ(笑)
とはいえ、今だったら僕もそう言うな。そう言う側の人間に成長しましたよ、ええ。
パチンコの必勝法は粘りと頑張りである。これは今も昔も変わりません。僕が教えてもらったそのサイトでは、ちゃんと、ボーダー論について説いてくれていました。数学が苦手だった僕ですけど、確率論についても説明してあって、「ふむふむ!なるほど!」って思ったもん。
そのサイトに乗っていたフレーズで、いまだに僕が覚えてる印象的な一文があります。
「パチンコはギャンブルとよく言われますが、ボーダーを超えている台に座れたら、もうそれはギャンブルではなく、あとは、仕事です」
そうか、「ボーダーさえ超えてたらパチンコは負けないのか」と、初心者の僕はなんだか、背中を押された気がしたのでした(※これはパチンコで勝つための話としては、間違いなく真理なのですが、それを本気でやろうとすると、とんでもない気力・体力・精神力が必要であることに気づくのは、もっともっと後の話ですね)。
こう見えて僕は割と臆病で人見知りな性格をしていると思っています。スーパーとかに行って、欲しいものを見つけるのに、さっさと店員さんに聞いたほうが早いんだろうけど、それがあんまり得意じゃなくて、あっちこっち自力でうろついて探すタイプの人間です。
もし、当時にインターネットがまだこの世に存在していなかったら、周りにパチンコについて積極的に教えてくれる人もいるわけでもないし、いくらなんでも18歳の誕生日に一人でパチンコ屋に特攻はできなかったんじゃないかな。いくら親父がパチンコ好きだからっていって、親の金で学校に行かせてもらってる人間が「オヤジ!!18歳になったからパチンコ教えてくれ!!」みたいなことも言えませんし(笑)。
黎明期のインターネットでパチンコの勉強をしてたって、今考えると「もっと有効な別の使い方あったやろ!!」っていう気もするのですが、今となってはそれも『ぱちんこおじさん・ヨースケ』らしくていいのかな、と。
いい時代に生まれてよかったなぁって思いますよ、本当に。
そんな感じで、いよいよ僕は、生まれて初めて、「パチンコを打つぞ!!」という意思を持って、ホールに入店したのですが、残念ながらお時間のようです。「いつになったら打った話を書くんだ!」って怒られそうですが、気長にお待ちください。